2026年5月30日、日商簿記2級のネット試験に77点で合格しました。最初の受験で合格できたわけではありません。1回目は64点、2回目は61点で不合格となり、3回目でようやく合格しました。
3回の結果は次のとおりです。
- 2026年5月22日:64点で不合格
- 2026年5月26日:61点で不合格
- 2026年5月30日:77点で合格
1回目から3回目までは8日間です。2回目は、1回目の不合格後に勉強を続けたにもかかわらず、64点から61点へ下がりました。その後は同じ勉強を繰り返すのではなく、問題別の得点と本番で迷った箇所を振り返り、理解が曖昧だった部分を確認しました。
3回目は第2問が4点だった一方、第3問で20点、第4問で28点を取り、合計77点で合格しています。
この記事では、簿記3級に合格した翌日から2級の勉強を始め、2回の不合格を経て合格するまでの経過をまとめます。模擬試験では点数を取れていたのに本番で失敗したこと、勉強を続けても得点が下がったこと、試験中に焦って問題文を整理できなかったことも振り返ります。
この記事は私個人の学習・受験体験であり、同じ結果を保証するものではありません。
簿記3級合格から2級合格までの約3か月
日商簿記2級の勉強を始めたのは、簿記3級に合格した翌日の2026年3月4日です。簿記3級には2026年3月3日に合格しました。学習した内容を忘れないうちに次の段階へ進みたいと考え、間を空けずに2級の勉強を始めました。
当時、経理や会計の実務経験はありませんでした。商業系の学校を卒業したわけでもなく、数学にも苦手意識があります。それでも簿記2級を目指したのは、就職活動で示せる資格を増やし、自分には何もないと感じていた状態から少しでも前へ進みたいと考えたためです。
当時は仕事と並行していたわけではなく、資格学習に集中できる状況でした。勉強時間は日によって異なりますが、多い日は1日8時間ほど取り組みました。
合格までの流れは次のとおりです。
- 2026年3月3日:日商簿記3級に合格
- 2026年3月4日:日商簿記2級の勉強を開始
- 2026年5月22日:1回目、64点で不合格
- 2026年5月26日:2回目、61点で不合格
- 2026年5月30日:3回目、77点で合格
学習を始めてから合格するまでの期間は約3か月でした。私は仕事と並行せず、比較的多くの学習時間を確保できました。短期間で集中できる環境だったことも、約3か月で合格まで進めた理由の一つです。
3回分の試験結果
2026年5月22日から5月30日までの8日間に、日商簿記2級のネット試験を3回受験しました。問題別の得点は次のとおりです。
| 受験日 | 第1問 | 第2問 | 第3問 | 第4問 | 第5問 | 合計 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026年5月22日 | 8点 | 10点 | 10点 | 24点 | 12点 | 64点 | 不合格 |
| 2026年5月26日 | 20点 | 0点 | 8点 | 24点 | 9点 | 61点 | 不合格 |
| 2026年5月30日 | 16点 | 4点 | 20点 | 28点 | 9点 | 77点 | 合格 |
ネット試験では本試験の正答や詳しい採点内容を確認できませんでした。以下の失点原因については、問題別得点と受験時の記憶をもとにした振り返りです。
3回を通して、すべての問題が順調に伸びたわけではありません。第1問は8点、20点、16点と変動し、第2問も10点、0点、4点と安定しませんでした。一方、第4問は24点、24点、28点と比較的安定していました。合計点だけではなく、どの問題が改善し、どこで新たに失点したのかを見る必要があると分かりました。
1回目は64点で不合格だった
1回目の日商簿記2級ネット試験は、2026年5月22日に受験しました。結果は64点でした。

日商簿記2級ネット試験1回目の64点の結果
模擬試験では平均84点ほど取れていた
受験前の模擬試験では、平均84点ほど取れていました。受験前の感覚は「合格できるかもしれないが、問題によっては難しい」という半々の状態でした。特に不安だったのは第2問と第3問で、前日も当日もその2問を中心に見直しました。
模擬試験の平均点には、同じ問題を複数回解いた結果も含まれていました。84点という数字が、初めて見る問題への対応力を正確に表していたとはいえません。
第1問で8点まで失点した
本番では第1問で8点しか取れませんでした。問題文に見慣れない表現があり、どの勘定科目を使うのか迷った箇所がありました。試験中の感覚としては、問題文を十分に整理しないまま判断したことや、勘定科目の選択を誤った可能性があると考えています。
第2問と第3問でも計算が合わず、第3問の途中から焦りを感じました。分からない問題に時間を使ったことで、見直しの時間も確保できませんでした。
結果を見たときは「まじか」と感じた
結果画面に64点と表示されたとき、最初に感じたのは「まじか」という驚きでした。模擬試験では点数を取れていたため、本番で不合格になることを想定できていませんでした。
まずは仕訳を見直し、第2問と第3問で迷った範囲も確認したうえで、学習内容を忘れないうちに再受験することにしました。1回目から4日後の2026年5月26日に、2回目の試験を受けました。
2回目は61点に下がった
2回目の結果は61点でした。1回目の64点から3点下がり、再び不合格となりました。

日商簿記2級ネット試験2回目の61点の結果
第1問は20点まで改善した
1回目の受験後は仕訳を見直しました。2回目では復習していた内容に近い問題もあり、第1問で20点を取ることができました。1回目の8点から12点改善したため、仕訳の復習には一定の効果があったと考えています。
第1問が20点でも、合計点は61点でした。一つの問題を改善しただけでは、試験全体の得点を安定させられないことが分かりました。
第2問は0点だった
2回目で最も大きく失点したのは第2問です。私の記憶では、商品売買や外貨換算など、複数の要素を整理しながら解く形式でした。
問題文を見た時点で理解が不十分だと感じ、焦りから条件を整理できないまま計算を進めてしまいました。後から振り返ると、問題文の条件を誤って理解したまま解いていた可能性があります。
第3問も8点にとどまった
第3問は8点でした。私の記憶では1回目と似た形式の問題でした。1回目にどこを間違えたのかを正確に特定できていなかったため、同じような問題が出ても修正できる状態には届いていませんでした。
約30時間勉強しても点数は下がった
1回目から2回目までの4日間には、合計で約30時間勉強しました。仕訳全体と第2問・第3問を中心に復習し、模擬試験も使って全体を確認しました。それでも、合計点は64点から61点へ下がりました。
第1問は8点から20点へ改善し、第4問も24点を維持していました。一方、第2問が0点になったことで、仕訳の改善分を上回る失点が発生しました。勉強時間を増やしても、別の問題で大きく失点すれば合計点は下がる、ということが分かりました。
61点を見たときは「やっぱりか」と感じた
2回目は第2問を十分に解けた感覚がなかったため、結果画面に61点と表示されたときは「やっぱりか」という気持ちが強くありました。
次に必要なのは新しい教材を増やすことではなく、すでに学んだ範囲で理解が曖昧な部分を確認することだと考えました。2回目から4日後の2026年5月30日に、3回目を受験しました。
3回目は77点で合格した
3回目の日商簿記2級ネット試験は、2026年5月30日に受験しました。結果は77点で、3回目にして合格できました。

日商簿記2級ネット試験3回目の77点の結果
受験前に合格の確信があったわけではない
3回目だからといって、必ず合格できるという自信があったわけではありません。1回目と2回目はいずれも60点台だったため、可能性はあると考えていました。一方、第2問と第3問の得点が安定していなかったため、出題内容によっては再び不合格になる可能性もあると感じていました。
前日は模擬試験で全体を確認し、睡眠時間は8時間ほど確保しました。当日の朝は自信のない部分だけを軽く確認しました。直前まで長時間勉強すると、頭が疲れた状態で試験を受けることになると考えたためです。
第2問では問題文を読み直した
3回目の第2問は、私の記憶では2回目に苦戦した問題と似た要素を含む形式でした。2回目は条件を整理できないまま計算を進め、0点でした。そのため3回目は、すぐに計算を始めるのではなく、問題文をもう一度読み直しました。
読み直したことで、2回目は条件の意味を誤って理解していた可能性に気づきました。3回目も第2問を最後まで正確に解けたわけではありませんが、分かる部分まで解答し、0点から4点を積み上げることができました。
第3問は20点まで伸びた
第3問は20点でした。1回目は10点、2回目は8点だったため、3回目で大きく得点が伸びた問題です。得点できた理由の一つは、自分が比較的取り組みやすいと感じていた形式が出題されたことです。事前の復習で、問題ごとに何を作成するのか、どの数値をどこへ記入するのかを確認していたことも影響していると考えています。
取り組みやすい形式が出題されたことと基礎を確認していたことの両方が重なった結果であり、復習だけの成果とは断定できません。
第4問は28点だった
第4問は28点でした。1回目と2回目はいずれも24点だったため、3回を通して最も安定して得点できた問題です。工業簿記は、商業簿記の第2問や第3問に比べると、自分にとって手順を整理しやすい分野でした。
3回目は第3問で20点、第4問で28点を取り、この2問で48点を確保しました。第1問の16点を加えると64点です。そこへ第2問の4点と第5問の9点を加え、合計77点へ届きました。
結果を見るまでは合格か分からなかった
試験終了時点では合格したという確信はありませんでした。第2問は十分に解けた感覚がなく、第1問にも自信のない箇所がありました。
結果画面に77点と表示されたときは、強い喜びよりも「やっと解放される」という気持ちが先に出ました。合格証を受け取ったときも「よかった」「これで終わった」という安心感が大きかったです。1回目から8日間、復習と再受験を続けてきたため、合格への喜びと同時に、試験勉強を終えられる安堵を感じました。
3回目で合格できた3つの要因
3回目に77点で合格できたのは、一つの特別な勉強法を見つけたからではありません。合格につながったと考える要因は、次の3つです。
第1問の仕訳を立て直した
第1問の得点は8点、20点、16点でした。1回目の受験後は、答えを覚えるのではなく、取引の内容を読み取り、なぜその勘定科目を使うのかを確認しました。3回目も満点ではありませんでしたが、1回目より8点多い16点を確保しています。
2回目は第1問で20点を取っても不合格でした。仕訳は重要な得点源でしたが、仕訳だけでは合格できないことも分かりました。
第4問を安定した得点源にできた
第4問の得点は24点、24点、28点でした。3回を通して最も安定していた問題です。工業簿記は手順を整理しやすく、安定して得点できる問題があったことで、苦手な問題が出ても試験全体を諦めずに進めることができました。
完答できない問題でも点数を積み上げた
3回目の第2問は4点でした。完答できないと感じた時点で諦めず、分かる部分まで解答しました。第1問・第3問・第4問の合計が64点で、そこへ第2問の4点と第5問の9点を加え、77点へ届きました。一つの問題だけに依存せず、試験全体で取れる点数を積み上げたことが、合格につながったと考えています。
3回の受験から分かったこと
模擬試験の点数だけで本番を判断しない
1回目は模擬試験で平均84点ほど取れていましたが、本番は64点でした。同じ問題を繰り返した得点と、初見問題への対応力は分けて考える必要があると分かりました。
正解できても理解しているとは限らない
問題集や模擬試験を繰り返すと、解説を読めば内容を理解できるようになります。しかし本番では、初めて見る問題文から必要な情報を整理し、自分で処理方法を判断しなければなりません。同じ問題を繰り返すうちに、解き方ではなく答えや手順を覚えていた部分がありました。問題が解けたかどうかだけでなく、なぜその処理になるのかを自分で説明できるか確認する必要がありました。
勉強時間と本番得点は比例しない
1回目から2回目までの4日間に約30時間勉強しましたが、合計点は64点から61点へ下がりました。改善した問題があっても、別の問題で大きく失点すれば合計点は下がります。勉強時間を増やすだけでなく、どの論点が曖昧なのかを確認する必要がありました。
合計点ではなく問題別得点を見る
2回目は合計点が3点下がりましたが、第1問は12点改善し、第4問は24点を維持していました。一方、第2問が0点になっています。不合格後は合計点の上下だけで判断せず、問題別の得点と試験中の手応えを照らし合わせることが、次に確認すべき範囲を絞る助けになりました。
再受験の時期は得点だけで決めない
私は1回目と2回目の不合格後、どちらも4日後に再受験しました。学習内容と本番で感じた課題を忘れないうちに受け直したかったためです。60点台なら誰でもすぐに再受験した方がよいという意味ではありません。基本的な仕訳や計算に大きな不安がある場合や、失点した原因を整理できない場合は、再受験を急がず基礎を確認する時間を取る必要があります。
これから簿記2級を受験する人へ
私は実務経験のない状態から簿記2級の勉強を始め、模擬試験では点数を取れていたにもかかわらず本番で2回不合格になりました。一度不合格になった場合は、どの問題で得点でき、どこで大きく失点したのかを確認することが大切です。合計点が下がっていても、すべての分野で理解度が下がっているとは限りません。
必要な期間や勉強時間は人によって異なります。私と同じ方法で必ず合格できるとは限りませんが、実務経験がないことや一度の不合格だけを理由に諦める必要はないと考えています。
まとめ|64点・61点の不合格から77点で合格した
私は2026年3月4日に簿記2級の勉強を始め、約3か月後の2026年5月30日に3回目の受験で合格しました。
- 1回目:64点で不合格
- 2回目:61点で不合格
- 3回目:77点で合格
1回目は第1問で8点と大きく失点しました。2回目は第1問を20点まで改善できましたが、第2問が0点となり合計61点へ下がりました。3回目は第3問と第4問で得点を確保し、合計77点で合格しました。
問題別得点をもとに確認する範囲を判断し、完答できない問題でも取れる点数を積み上げました。3回目は取り組みやすい形式が出題されたことも、得点に影響したと考えています。
一度不合格になっても、それまでの学習がすべて無駄になるわけではありません。改善できた部分と新たに失点した部分を分けて確認することで、次に取り組むべき課題が見えてきます。
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