直前期になると、「もっとやらなきゃ」という焦りで、教材を増やしたり、動画を追加したり、情報収集に時間をかけすぎてしまうことがあります。
ただ、やることが増えるほど迷いも増えて、肝心の復習が薄くなりやすいです。
この記事は「やるべきことを増やす」ための記事ではありません。
7日間で何を捨てるか、迷ったらどこへ戻るかを固定するための記事です。
この記事で分かること
- 直前期に「捨てていい行動」の判断基準
- コピーして使える「やらないことリスト」の中身と使い方
- 迷ったときに戻る優先順位(S01/S02/S06への接続)
結論:直前期は増やすより減らす
「あれもこれも」とやることを積み上げるほど、1つ1つの復習が浅くなりやすいです。
先に「やらないこと」を決めると、今の教材と過去問ループ(S01)を最後まで回し切りやすくなります。
実際に7日を過ごしてみた感覚としても、新しいものを追いかけるより、手元にあるものを繰り返す方が、試験当日に「これ解いたことある」という感覚に繋がりやすかったです。
まず「何をやめるか」を決める。それがこの記事のゴールです。
直前期に捨てるべきTOP5(判断基準つき)
「なぜ捨てるのか」の判断基準と、「代わりに戻る行動」をセットで示します。
禁止リストではなく、削ったあとの行き先を確認してください。
1)新しい教材を増やさない
判断基準:新しい教材に切り替えると、慣れる時間がかかって今まで積み上げた復習が薄くなります。今の教材でミスが再発している問題があるなら、まずそこへ戻る方が先です。
代替行動:今の教材でエラーが出ている問題だけを回す(→ S01:過去問ループ・S02:ミス3分類)。
「この教材じゃ足りないかも」という不安が出て、追加を検討しそうになりましたが、やめました。今の教材でまだやり切れていない問題があったので、そちらを先に回しました。
2)”全部やる”を捨てる(完璧主義)
判断基準:全範囲を薄く1周するより、×がついている問題を何度も回す方が得点につながりやすいです。時間が分散すると、弱点が残ったまま試験当日を迎えやすくなります。
代替行動:×印がついている問題・セクションだけに絞って回す(→ S02:ミス3分類)。
3)解き直しの”解いた気”を捨てる
判断基準:問題を解いて「終わった」と感じても、ミスの原因を確認しなければ同じところで再び引っかかります。解いた回数よりも、ミスを記録したかどうかの方が重要です。
代替行動:解いたあとにエラー帳へ1行記録し、翌日ミニテストで確認する(→ S01:過去問ループ)。
4)情報収集しすぎを捨てる(動画・記事の見すぎ)
判断基準:動画や解説記事を「見ただけ」で終わると、時間だけが減ります。
スマホでSNSや動画を流し見しても同じで、「見た」だけでは定着しません。
代替行動:見たら1手順に落とし、1問で確認する(→ S02:ミス3分類)。
5)夜更かし・睡眠削りを捨てる
判断基準:睡眠が足りないと、読み違いや計算ミスが出やすくなります。
追い込みで睡眠を削ると、試験当日のパフォーマンスに影響しやすいです。
代替行動:学習量を「最小版(10分)」に落としてでも継続する(→ S03:着手・復旧)。
迷ったときの優先順位(戻る場所)
「何をやればいいか分からない」と止まったときの戻り先を固定しておきます。
- 最優先:S01(過去問ループ) → 過去問→復習→エラー帳→翌日ミニテストの1セットを最小単位で回す
- 次点:S02(ミス3分類) → ミスの原因が曖昧なときはここで分類して固定する
- 当日対策:S06(当日チェック) → 試験前日・当日の見直し順と焦り復帰
- 迷い消し:この記事(S05) → 判断に迷ったときはここに戻って「捨てること」を確認する
まずS01に戻る。これだけ頭に入れておけば十分です。
やらないことリスト(コピペOK)
「禁止事項を守るため」のリストではありません。迷いが出たときにすぐ判断するための確認用です。スマホのメモに貼り付けて使ってください。
【今週やらないこと】
- 新しい教材・アプリ・動画を追加する
- 情報収集だけで終わる(見て満足する)
- 全範囲を完璧に仕上げようとする
【前日・当日やらないこと】
- 無理な詰め込み(睡眠を削る)
- これまで使っていない解法・教材に手を出す
【迷ったら戻る行動(代替)】
- S01を1セット(最小10分)回す
- エラー帳に1行だけ書く
- 翌日ミニテストの○/×を確認する
よくある失敗と回避(3つ)
直前期に実際に起きやすいパターンを3つ挙げます。
失敗1:不安で教材を増やす
「今の教材では足りないかも」という気持ちになりやすいです。ただ、切り替えコストを考えると、今の教材で×が出ている問題に集中する方が結果につながりやすいです。
→ 回避:×がついた問題だけを回す
失敗2:予定を詰め込みすぎる
「今日はこれとこれとこれ」と盛り込みすぎると、達成できなかった日の落ち込みが翌日の着手を遅らせます。
→ 回避:1日の目標を最小版(1セット10分)まで落とす
失敗3:今日やることが曖昧
「なんとなく勉強する」で始めると、どこから手をつけるか迷ったまま時間が過ぎます。
→ 回避:「今日の1手順」をS01から1つだけ決めてから始める
自分自身も失敗1に近い状態になりかけました。「今の教材でまだやり切れていないか」を確認すると、追加を踏みとどまりやすかったです。
私の運用メモ
直前期に一番意識して「捨てた」のは、スマホを手の届く場所に置かないことでした。
近くにあるだけで気になってしまい、目に入ると触りたくなるので、勉強中は物理的に遠ざけていました。
ルールはシンプルで、「触るのは休憩時と、緊急で返信が必要なものだけ」に絞りました。
それまでSNSやネットでのスクリーンタイムが1日7時間ほどあったのが、勉強すると決めた時間内では20〜30分程度まで減りました。

教材の追加も、「この分野が不安だから別の教材で補おう」と考えた瞬間がありましたが、
今の教材で×が残っている問題が複数あったので、そちらを先に回しました。
捨てたことのより詳しい実例は、CS01(後日談:捨てたことTOP3)にまとめています。
関連記事
- P01:総まとめハブ記事 → シリーズ全体の構成と優先順位を確認したいとき
- S01:過去問ループ → 削ったあとの戻り先。過去問→復習→エラー帳→ミニテストの手順
- S02:ミス3分類 → ミスの原因を3種類に分けて再発を防ぐ方法
- S06:当日チェック → 試験前日・当日の見直し順と焦り復帰
- CS01:後日談(捨てたことTOP3) → 実際に直前期に捨てたことの実例と再現プラン
まとめ
免責
本記事は学習の参考情報であり、合格や結果を保証するものではありません。
試験制度・出題範囲・申込等の最新情報は、必ず公式情報をご確認ください。
